【打倒・井上最右翼】ルイス・ネリがエマヌエル・ロドリゲスと対決!【予想・展望】

試合予想

2019年11月23日、前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ選手と元IBF世界バンタム級王者であるエマヌエル・ロドリゲス選手の試合が行われます。

2度の反則(ドーピングと体重超過)と抜群のボクシングセンスで、山中慎介選手を引退に追い込んだ、日本ボクシング史上最大のヒールでもあるネリ選手と、

WBSS準決勝で井上尚弥選手の桁違いのパワーの前に2回で敗れたものの、素晴らしいカウンターのタイミングとシャープなブローを持つロドリゲス選手が、拳を交える注目の一戦となっています

ネリ選手は、ファン・カルロス・パヤノ選手を9回で破った前回に続き、またしても井上尚弥選手に敗れた選手との試合となります。

打倒井上の最右翼としても注目されるネリ選手、これはバロメーターを図るという意味でも非常に重要な一戦と言えるのではないでしょうか?

そこで今記事では、両者を比較し、どのような試合になるか予想したいと思います。

井上選手との関連性も非常に高い試合なので、両者について詳しくない方も最後までお付き合いください。

それではいってみましょう。

両者の比較

ルイス・ネリ名前エマヌエル・ロドリゲス
メキシコ国籍プエルトリコ
1994年12月12日(25歳)生年月日1992年8月8日(27歳)
165㎝身長168㎝
169㎝リーチ169㎝
30戦30勝24KO無敗戦績20戦19勝12KO1敗
左ファイタースタイル右ボクサーファイター

まず両者の体格です。身長はロドリゲス選手が3cm高いですが、さほど影響のある数字ではないでしょう。むしろネリ選手の方が身長が低い分筋肉に厚みがあり、フィジカルではネリ選手に軍配が上がると言えます。

両者とも20代中盤とまだ若く、メキシコとプエルトリコというボクシング大国のホープ同士の対戦という意味でも興味深いですね。

ルイス・ネリについて

ルイス・ネリ選手の最大の特徴は、暴風のようなコンビネーションでしょう。

一見、パワーパンチを荒々しくぶん回してるだけに見えますが、パンチのつなぎ目が非常にスムーズで、体も柔らかく、日本人ファイターによく見られるガチガチとした固さや不器用さは皆無です。

ステップも軽やかで、独特のリズム感があり、ニックネームのヒョウを思わせる、凶暴さとしなやかさを持った野獣のようなファイターです。

ガードが若干甘く、よく連打にカウンターを合わされダウンするシーンも見られますが、体の柔らかゆえ深刻なダメージに至ったシーンはありません。

前試合では、井上選手に初回で敗れた、パヤノ選手を9回見事なボディーブローで倒しています。

パヤノ選手を相手に、

「井上の方が早く倒したから、ネリより井上の方が強い」

という声もよく聞きますが、ボクシングは倒す時間を競う競技ではありません。

パヤノ選手に対し、

・井上選手は何もさせずに倒し

・ネリ選手は全て出させた上で倒しました。

内容的にはどちらも圧勝であり、パヤノ戦をもってどちらが強いか判断はできないと思います。

とにかくパワーとしなやかさを持った、現軽量級で井上選手と並び最もエキサイティングな選手であることは間違いないでしょう。

山中選手の件があり、日本では嫌われていますが個人的には大好きなボクサーです。

エマヌエル・ロドリゲスについて

ロドリゲス選手はシャープなブローと抜群のカウンターを操るテクニシャンです。井上尚弥選手に敗れはしたものの、それまでは無敗の世界王者でした。

事実、井上戦の初回で見せた動きは、歴代の日本人選手であれば手も足も出ないような、才気あふれるものでした

特に井上選手が試合直後にはなったジャブに、右のカウンターを合わせた瞬間はボクシングファンであれば、こいつはただ物ではないと感じたのではないでしょうか?

日本では井上選手のボディで悶絶した表情がクローズアップされ、その実力を軽視されていますが、とんでもないです。

相手が井上選手だからあの結果になっただけで、井上選手を除く歴代日本人選手でロドリゲス選手に勝てる選手はいないでしょう。

やや動きが直線的な事と、腹回りの筋肉が薄く、耐久力に不安がありますが、間違いなく現バンタム級におけるトップファイターの一人です。

予想

肝心の結果予想ですが

ネリ選手の8回TKO勝ちとさせていただきます!

両者の射程距離が一緒で、近い距離での打ち合いが予想されます。そんな状況でネリ選手の嵐の様な連打に、ロドリゲス選手がカウンターを合わせる展開になると思います。

ネリ選手はパンチを打つときガードが下がる癖があるので、ロドリゲス選手がカウンターでダウンを奪う可能性も十分あります。

しかし、最終的に立っているのはネリ選手です。

これはボクサーとしての強さというよりも、生き物としての強さの違いです。

ロドリゲス選手はジェイソン・モロニー戦や井上戦で、人間的な恐怖心繊細さを露呈しているのが気になります。もちろん人間なので、誰でも人間的な要素が出る事はありますが、リングの上となると話は別です。

井上戦で見せた、あの苦悶の表情をバカにする人は、ボクサーに対するリスペクトに欠けており、もちろん論外です。

しかし、あの顔はロドリゲス選手の気持ちの弱さを感じさせ、今後戦う相手にも精神的に優位に立たせてしまいます。そういう意味でもファイターとして見せてはいけない一面だったと思います。

対するネリ選手は頭のネジがぶっ飛んでます。恐怖に対する感度も鈍く、勝つことに手段を選びません。

まさに飢えた野獣そのものです。

この野獣と人間の、根本的な強さの違いが、試合後半に明確な差となって表れて来ると思います

まとめ

今回はルイス・ネリVSエマヌエル・ロドリゲスを予想しました。いかがだったでしょうか。

実力はほぼ互角ですが、最終的に理性のぶっ飛んだ野獣ネリ選手が、所詮は人間に過ぎないロドリゲス選手を葬り去ると考えます。

また、僕の願望としてもネリ選手に勝ってもらいたいと思っています。

賛否両論あると思いますが、井上選手が国民的英雄になるには、日本のファンとの間に、負の背景を持つネリ選手との戦いが必須だと僕は思うのです。

そういう意味でもネリ選手にはここで負けてもらっては困ります!

この試合は、井上尚弥選手を中心とするバンタム級戦線においてとても重要な試合となります。井上尚弥選手に関心がある人であれば、海外ボクシングに興味が無くても、是非チェックしてほしい一戦です。

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