【怪物の弟】井上拓真を解説!ウーバーリに勝てるか?兄と比較しその実力を分析!

選手紹介

2019年11月7日、WBC世界バンタム級王座統一戦、井上拓真VSノルディ・ウーバーリが行われます。

WBC世界バンタム級暫定王者である井上拓真選手と、WBC世界バンタム級正規チャンピオンであるノルディ・ウーバーリ選手が、拳を交える注目の王座統一戦。

この日のメインイベントとして行われる、井上尚弥VSノニト・ドネアが、井上尚弥選手の圧倒的有利とされる中、今試合は両者の実力が均衡し、勝敗の予想が難しい好カードとなっています。

特に井上拓真選手にとっては、過去最強の相手に悲願の兄弟戴冠を狙う、運命の一戦とも言えるでしょう。

そこで今回は、モンスター井上尚弥選手の弟でもあり、運命の王座統一戦に挑む、井上拓真選手について、兄と比較しその実力について解説したいと思います。

ぜひ、最後までお付き合いください。

プロフィール・来歴

名前井上拓真
戦績13戦13勝3KO無敗
生年月日1995年12月26日(23歳)
出身地神奈川県座間市
階級スーパーフライ級、バンタム級
身長164㎝
リーチ162㎝
スタイルオーソドックス(右利き)
取得タイトルOPBFスーパーフライ級王座、WBC世界バンタム級暫定王座

井上拓真選手は、元アマチュアボクサーでもあった父親と、父親の下でボクシングを始めていた兄尚弥選手の影響で、幼稚園の頃からボクシングを始めました。

いち早く頭角を現した拓真選手は、アマチュア時代に高校2冠を達成し、57戦52勝(14RSC)5敗という素晴らしい戦績を残しました。

アマチュア時代の最大のライバルは、現WBO世界フライ級王者である田中恒成選手であり、2勝3敗とほぼ互角の数字を残しています。

プロ入り後は、13戦13勝3KOとKO率こそ低いですが、無敗を誇ります。

デビュー戦から日本ランカーと対戦し、その後もフローイラン・サンダール選手久高寛之選手マーク・ジョン・ヤップ選手といった、世界ランカーとのハードなマッチメイクを全て勝利で飾っています。この事からもその実力の高さを確認できます。

2018年12月30日、ペッチ・CPフレッシュマート選手を判定で破り、WBC世界バンタム級暫定王座を取得。

ボクシングスタイル・兄である尚弥との比較

井上拓真選手は、癖のない万能型のボクサーファイターです。

スタイルは兄である尚弥選手とそっくりですが、KO率の少なさからもわかる通り、攻撃力では大きく劣ります。

決して一発のパンチ力が無いという訳ではありません。右ストレートには確かなキレがあり、コツコツ当てるのがうまいのですが、一瞬の爆発力、タイミングといった、倒し方を取得していないのでしょう。

ただこれは、あくまでも怪物である兄尚弥選手と比べてという事であり、上記しましたが、対戦相手の殆どが強豪選手である事も要因にあります。

咬ませ犬を含めた普通のマッチメイクであれば、もっとKO率も高かったでしょう。

体にスピードがあり、全ラウンド通してフットワークが衰えないスタミナも持っています。気持ちは兄よりも強いと評価されています。

それゆえ、前のめりに攻めていった所に一発を食らい、ダウンを奪われることもありますが、致命的なダメージには至らず、盛り返しています

ただ、動きが直線的で、兄尚弥選手の突出した爆発力が無い分、どうしてもそのボクシングスタイルの単調さが際立ちます。ダウンの多さも、そこを突かれたのでしょう。

結論として拓真選手は、兄である尚弥選手から突出した要素を取っ払った、全体的に高次元でまとまった好選手と言えます。

まとめ

今回は井上拓真選手について解説しました。

兄と比べるとKO率の低さも相まって、どうしても見劣りしてしまいますが、全体的に高次元でまとまった好選手であることには間違いありません。十分世界を狙える実力を持っています。

しかし今回の相手である、ノルディ・ウーバーリ選手はテクニックとパワーを兼ね備えた一流の王者です。

井上拓真選手が前回の試合で、ウーバーリ選手と同じサウスポーのファイタータイプである、ペッチ・CPフレッシュマート選手の圧力にロープを背負い苦戦を強いられました。

そのことを考えると、ペッチ選手よりも、あらゆる面で上回るウーバーリ選手に勝つのは難しいと言わざる得ません。

試合予想については下の記事でくわしく書いているので、詳細は省きますが

僕は拓真選手が不利だと考えます。

とにかく熱戦が予想される今試合、ボクシングファンの方は間違いなく必見です。

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